
近江八幡市立総合医療センタークリティカルケア認定看護師の中西奈緒子先生を昨年に引き続き、講師にお招きし【急変を見逃さないフィジカルアセスメント】の研修をおこないました。
NEWSの評価項目(呼吸数、SpO₂、血圧、脈拍、意識レベル、体温など)・スコアリング方法と重症度の判定の活用について学びました。
また、急変の事例をもとにNEWSを使って評価し、「どこがどのようにおかしいの?」をテーマにグループワークをおこないました。



受講者の声…
・患者様の状態を簡単に評価でき、緊急性が高さを判断できるNEWSを知ることができた。
・患者様の急変に気付くことがまだ難しいので、NEWSスコアを使って簡単に評価できることを学んだ。
・NEWSを点数化することにより客観的に判断することができ、医師への報告もスムーズにできることを学んだ。
・NEWSを普段から活用しフィジカルアセスメントに慣れておくことが大切だと思った。
患者様の事例動画視聴後、客観的情報と照らし合わせながら問題点にどれだけ気付くことができるかを、座学だけでなくグループワークをおこなうことでツールの使用方法も理解しやすくなり、今後当院でも「NEWSスケール」使用していきたいと思いました。
今回の研修において、NEWSによる客観的評価とSBARによる的確な報告は、患者様の安全を守るうえで欠かせないスキルであるため、今後は学んだ内容を日常業務に活かし、チーム医療の質の向上に努めたていきたいと思います。
